映画『東京卍リベンジャーズ』感想。漫画原作との違いは?

映画

今日はどんな気分?

無性に漫画原作の映画を見たくなる時ってありますよね?

今回紹介するのは下記の気分の人におすすめです。

・過去を変えたいと思ったことがある
・仲間想いの熱い漫画を読みたい
・とにかく感動したい

今回紹介するのはこちら!

f:id:mvlife:20210909075003j:plain引用:マガジン

上映日:2021年7月9日

監督:英勉

脚本:高橋泉

原作:和久井健

キャスト:北村匠海 吉沢亮 山田裕貴 杉野遥亮 etc…

ずっと気になっていたのですが、実写を見ることで漫画の思い出が汚れるのを恐れて見ていませんでした。

が、、ついに見てしまいました。

監督、キャストについて

監督は、英勉(はなぶさ つとむ)さんです。エンドロールで流れてたけどなんて読むかわからなかったですね。初めてお目にかかりました。

主な作品は以下のとおりです。 

貞子3D(2012年5月12日、角川映画
貞子3D2(2013年8月31日、角川映画)
ぐらんぶる(2020年8月7日、ワーナー・ブラザース映画)
映像研には手を出すな!(2020年9月25日、東宝映像事業部)
賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット(2021年5月12日、GAGA)
東京リベンジャーズ(2021年7月9日、ワーナー・ブラザース映画)
おそ松さん 
wikiより

こうして見ると最近になって有名になっていった感じのお方ですかね。
結構アニメ実写映画や変わった映画をよく撮られているようです。

主なキャストは以下のとおりです。

・タケみっち:北村匠海

・マイキー:吉沢亮

・ドラケン:山田裕貴

・ヒナ:今田美桜

・ヒナの弟:杉野遥亮

キャストはなんといっても吉沢亮がマイキー(佐野万次郎)役を演じているところが注目の的ですよね。

私は今まで吉沢亮という役者をあまり見る機会がなかったのですが、

この映画を見て、顔で表現するのが上手い役者だなぁと感心しました。笑

あんまり知らないけどなんか女子に人気なのは分かる。

はっきりとした目鼻口にキリッとした眉と眼差し

こりゃ、モテるわ。という印象。

ビジュアル再現度で言えば、吉沢亮が年齢的に少し大人だったのが残念でしたかね。

あと少しぷよぷよしてました。(怒られるぞ)

そしてドラケン(龍宮寺堅)の役の山田裕貴もあまり知らないのですが、ビジュアルはほんとに漫画のドラケンそのままでしたね。

再現度で言ったら作中一番だったと思います。映画見終えた後、女性のお客さんの中で、「ドラケンやばかったねキャピキャピ」という声をたくさん聞いた気がします。確かにヤバかった。←

そして言い忘れてたタケみっち(花垣武道)は北村匠海が演じていました。

私の中で一番好きなキャラクターなのですが、北村匠海の演技に度肝を抜かされました。この役者の方もあまり知らなかったのですが、吉沢亮のような派手さはないものの、タケみっちのようなダメ男系を演じるのが非常に上手いと感じました。

ビジュアル再現度は微妙なラインでしたが、演技はタケみっちそのものでした。

主要キャラはそんな感じで、最近のイケメン人気俳優を集めましたって感じはするが、ただイケメンなだけでなく、漫画のビジュアルをちゃんと踏襲していて、かつ演技力も十分だったので良かったです。

ヒナ役の女の子も初めて見ましたが、一瞬若い頃の前田敦子に見えました。
漫画と違い、コンビニのアルバイトをしている設定でした。

原作について

原作者は和久井健さんです。

前作では新宿スワンを手掛けていました。

前作の映画も見たことはあるのですが(原作は未読)、正直私的にはそこまで響かなかった。

しかし今作は漫画を少しパラパラとめくっただけで分りました。「ああ、これは人気出るわ」と。

絵のタッチがクローズとか怖い系の漫画のタッチではなく、

少年漫画のような少しポップな可愛い・おしゃれ系な感じの絵のタッチだったのです。

そしてヤンキー漫画ではとにかく主人公が強くてかっこいい、みたいなところがあるが、今作は逆に主人公がめちゃくちゃ弱い、ダメ男って感じなんですよね。

しかもタイムリープ要素も混ざっており、本格ミステリーでもあります。

大人も十分楽しめることでしょう。

どんな映画?

一言で言うなら、、

ヤンキー×タイムリープ×おしゃれ

って感じでしょうか。

しかも驚くべきことに、映画館に足を運ぶと男性よりも女性の方が多いのではないかと思うぐらい女性が多かったです。

確かに吉沢亮をはじめ、イケメン俳優が出演しているからっていう事もあるだろうが、それだけの理由でこんなにも女性ファンが増えるのでしょうか。

否、今作は漫画だけでも人気でしたが、アニメが放映されてからさらに爆発的に人気が出てきました。

そのことから察するに、今作のストーリー内容やキャラクター性が、男性だけでなく幅広い層に受け入れられているからに違いないでしょう。
私自身、ヤンキー漫画自体は元々露ほども興味がなかったです。しかし、友人の勧めで読んでみたら、ただのヤンキー漫画ではないことに気づかされました。

例えば、ヤンキー漫画だけど主人公は全然強くないのです。

これも最近の傾向だと思うのですが、最近の漫画の傾向として主人公がめちゃくちゃ強いみたいな設定はどんどん減ってきましたよね。

「僕のヒーローアカデミア」「鬼滅の刃」「ワールドトリガー」などなど。

けれど、主人公が弱いからこそ、その主人公がどうやって困難に立ち向かい、成長していくのかが物語を面白くするスパイスなのだと思います。

「東リベ」もまさにそんな物語です。ダメダメな主人公がいかにして成長していくのかがとても分りやすく描かれています。
誰しもが味わったことがある人生の挫折ってありますよね?(ない人もいるか笑)
この作品ではいろいろなことに挫折してしまうダメダメな主人公なのですが、タイムリープ先では死ぬ気で過去の自分を乗り越えようと奮闘するのです。

その過程が読者に感動を与えるのでしょう。

私も最初は、ただのヤンキー漫画かぁと思っていたのですが、読み進めると、ダメダメな自分の人生に死ぬ気でリベンジするタケみっちに感情移入して、計らずとも涙ぐんでしまった経験があります。
そしてヤンキーも悪くないなとなぜか思ってしまう。そんな作品です。笑

個人的評価(100点中)

総合点はズバリ、、、

89点

★5段階詳細評価は以下のとおりです。

一人★★★★★

恋人★★★☆☆

友達★★★★★

個人的にはビジュアル再現度は95点ぐらいで強いて言うなら、マイキーがもう少し若くて子どもっぽい感じだったらよかったかなと正直思います。漫画の設定年齢(中学生)にそもそも無理があるのは間違いないのだけれども。笑
ストーリー的には、原作と少し変わっているところに違和感があったのと、漫画ならではの苦悶・焦燥・熱意の表情が薄かったなと感じました。

加えて、個人的にタケみっちが一番好きだっただけに、「自分の人生のリベンジだ」と言うセリフのシーンが少し物足りなかったです。

けれど全体的に見ると実写化にしてはめちゃくちゃクオリティ高かったです。大満足。

私の感想(ネタバレ含む)

いやーーーー漫画にどハマりした私ですが、実写映画でも全然、むしろ違った意味で楽しませていただきました。

漫画の良さと実写の良さをそれぞれ出せていたのではないかと思います。

「パーチンやられてるのにメビウスとやるの日和っているやついるー?!」

このシーンはアニメだと少し静かな印象でしたが、実写化では原作のように野郎どもが

熱意に溢れてる感じがとても良かったです。

原作の再現度で言えば、少し違う点がちらほらあったのでそこが気になりました。

例えば、、

・「溝中」ではなく「溝高」である点。

・ヒナちゃんが初めてタケみっちと出会ったのはコンビニでアルバイトしている時だと言っていた点。

・パーちんが長内を刺そうとしたが、ドラケンに止められる。(警察に捕まらない)

・マイキーの妹のエマちゃんが出てきていない点。

アルバイトできると言うことは高校生であることは間違いないですよね。

つまり、以下のように原作とは異なる2点が考察できます。

・実写版では高校生の設定である。

・タケみっちとヒナちゃんは高校生の時に初めて出会う。

原作では中学生の設定だし、ヒナちゃんとタケみっちが出会ったのは小学生の頃です。

つまり、実写版の続編をやるとなると少し展開が異なってしまうのでは?という懸念がありました。

具体的には、2点の懸念があります。

・漫画では、高校生編があり「みんな大人になったなぁ」という描写があるのだが、実写版ではそれがないために違和感が出てしまうのではという懸念。

・漫画では、稀咲鉄太が小学生の頃からずっとヒナちゃんに恋していたが、タケみっちに取られ、今もなお嫉妬しているというネチネチした性格の設定が変わってしまうのではという懸念。

パーちんは捕まっても捕まらなくてもそこまで影響なさそうなのでスルーします。笑

加えて、マイキーの妹のエマちゃんが出てこなかった点もそこまで問題なさそうです。

おそらく今回は時間がないから単に出演させていないだけ?で、今後の天竺戦の話まで実写化の話が進んだ場合に出演させるのだろうと考察します。

なぜなら、エマちゃんのエピソードがないと天竺戦の感動がほぼ皆無になるため、そこはストーリー展開的にマストであると考えるからです。

こんな感じで原作と所々異なる点があり、ついつい間違い探しをしてしまいましたが、

実写だが、キャラクターはビジュアル的に見ていて苦痛ではないし、戦闘シーンは実写ならではの工夫がされていました。

例えば、音楽もアクションもかっこいいし、ホコリが舞い散る演出や叫び声が響いている感じとか臨場感があって楽しかったです。

漫画だとあっさり読み進めてしまうシーンとかも実写では丁寧に描かれているとこもあったのでより感情移入できました。

最後に闇落ちマイキーは今回見ることはできないかと思っていましたが、実写版では、いきなり冒頭で見られたのでなんか嬉しかったです。

終わり方は少し雑でしたが、それはつまり続編があるのだろうと期待させてくれる感じで良きでした。

最後に・・・

この作品の原作を読んだ時は正直、The 少年漫画な感じと思っていましたが、全然違いました。

王道の友情努力勝利というコンセプトだけでなく、誰が黒幕なのかをタイムスリップして突き止めるサスペンス要素が濃く、キャラクターデザインもオシャレ系で女子ウケも良さそうでした。

皆さんもぜひ食わず嫌いせずに漫画から読んでみてください。

では今日はこの辺で、皆さんも素敵なキネマライフを!

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