映画『5時から7時のクレオ』感想

映画

今日はどんな気分の映画?

おはようございます。皆さんは休日の昼下がりにどんな風に映画を見ますか?

私は休日にコーヒーを飲みながらボケーっと映画を見るのが好きです。

そんな時にAmazonプライムで見つけた映画がこちら。

ポスターがおしゃれで視聴しました。

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引用:Amazon.co.jp

上映日:1962年4月11日  製作国:フランス 上映時間:90分

ジャンル;ドラマ

監督:アニエス・ヴァルダ 脚本:アニエス・ヴァルダ

監督・キャストについて

監督は『アニエス・ヴァルダ』というお方。ベルギー出身らしいですね。

調べてたら2019年にお亡くなりになられたそうです。

しかも亡くなる寸前まで映画を撮り続けていたなんて、、。

人生かけて映画を撮っていたことが伺えます。かっこいい!!

日本の樹木希林さんに似ている可愛らしい方です。

女性映画監督は当時珍しく、パイオニアとしてその名を馳せたそうで。

今回の映画も女性らしさ溢れる映画となっていました。そういうのが良いんですよ。

主演女優は『コリンヌ・マルシャン』という方です。

ブロンドの髪に高身長でスラッとした美人さん。まさにハリウッドって感じな見た目。

なんか見たことあるような顔だと思ったら、

まさかのロリコン映画で有名の『エコール』に出演していました。

『エコール』では既に優しそうなおばちゃんになっていましたが。

綺麗な白人の女性ってもれなく紫のカーディガンを羽織っているような優しそうなおばあちゃんになりますよね。白髪で。クッキーとかくれるんだよなぁ。

どんな映画?

一言で言うと、女の子の街歩きロードムービー。

舞台は1962年パリ。

癌の検査待ちをしていたクレオは検査結果が分かる5時から7時までをソワソワして過ごすことになる。その2時間の間のクレオを描く。

ありますよね、こういうの。

私はこれを見てて過去に付き合っていた彼女を思い出しました。

彼女「なんか生理来ないんだけど??」

一週間経っても来ない

私「・・・。病院いこっか?」

病院の待合室にて待機、、、。

 ソワソワソワソワ・・

この時の感情を思い出しました。もちろん妊娠はしておらず、

ふぅ。。

っていうどうでもいい話は置いといて。

心配すればするほどどうしようもなく心配になるんですよね。

そして主人公は割と本格的に癌かもしれないという状況で占いをしたり、いつもならしないような行動をします。

映画にしてはとにかく低予算な感じなのですが、私個人的にはこういうのを休日に見たいものなのですよ。

パリの美しい街並みや自分に向けられる人の視線など、カメラは時に主人公の主観の映像になったり、するので実際にパリを旅しているような気分になれます。

別にたいして大きな出来事が起きるわけではないのですが、もうすぐ死ぬかもしれないって思って過ごしている女性の一日を垣間見ることができます。

彼女はその中で色々な人に出会い何かを感じ取ります。

人生は一度きり、たった2時間でも何かが変わるかもしれない。

この映画を見ると普段の日常がより輝くヒントを得られるかもしれません。

個人的評価

総合点はズバリ・・・

75点

★5段階詳細評価は以下のとおりです。

一人★★★★☆

恋人★★★★☆

友達★★☆☆☆

一人でも良いけど恋人と見るのも良いかも。

そのままお昼寝したら最高の昼下がりになりそうですね。

のんびり見るには最高ですが、のんびりしすぎて途中寝落ちしそうになりました。笑

中身は特に無いに等しいけどいわゆる雰囲気映画ってやつです。

そこが良いのですが、見るタイミングによってはそのまま寝落ちしてしまう方もいるかなと。笑

私の感想(ネタバレ含む)

最初の始まり方と終わり方が個人的に好きでした。

最初カラーの映像だったのでそのままずっとカラーかと思ったら最初以外全てモノクロでした。予算の問題もあったのでしょうか。

全体的に低予算で撮影している感じはありましたが、そこが逆にリアリティを醸し出していて良かったです。

主人公はいかにも女性って感じが溢れていました。

悪い占いを信じて涙を流したと思えば、洋服屋さんに行けばすぐにご機嫌になったり、

意中の男性の前ではさっきまでのネガティブな感情を一切見せずに、まさに女優のようなスイッチが入る。

もしかしたら死の宣告をされるかもしれないという状況でさえ、美への意識は高め。

いやだからこそなのかもしれない。死ぬかもしれないと思う状況こそ、一瞬一瞬を大事にすべきですね。

後半で軍人のアントワヌに出会う。

最初クレオはナンパしてくる変な男だなって思い、普段なら絶対会話を交わすことはないような相手だった。

しかし、彼はめちゃくちゃお喋り。聞いているうちに彼はどうやら軍人であり、束の間の休日を過ごしていたようだった。

彼女は最初は嫌だったものの、なぜか彼に興味を持つようになった。

と言うのも、彼は病気でもなく元気であるのにこれから戦場に赴き死ぬかもしれない人

だったからです。

これから死の宣告を不安そうに待つクレオと、これから自ら死に向かっていく元気なアントワヌ。

そんな元気でお喋りな彼を見ているとクレオ自身も恐怖が和らいでいたのでしょう。

最後に車に乗ったドクターから挨拶をするくらいあっさりと癌の宣告をされるが、

アントワヌと一緒にいたクレオは「私もう怖くないみたいよ」と一言。

その少し前にもクレオは「もう医者を探すのはいいわ、食事とかどう?」と、もう病気のことなんてほとんど気にしなくなっているのがわかる。

そして最後キスするかしないかのところでカメラアップから引きの映像で幕は閉じる。

いやーーーこの終わり方好きだなあ。

モノクロ映画って変に加工とかしていないリアリティさと懐かしさがあるだけでなく、カメラの撮り方一つでとてもお洒落で印象的になりますよね。

特に大きなイベントが起きるわけではないけど、こういう映画って何も考えずにのんびり見られるから私は好きです。

白黒映画で似たような映画が「コーヒーをめぐる冒険」ですかね。
あれも何も予定のない休日の昼下がりにおすすめです。

最後に・・・

映画×フランス×モノクロ=最高

 シャレオツ映画はいつの時代もいいですね。

やはり映画で大事なのはジャケ写とラストシーンですね。

のんびりしたい方はぜひ見てみてください。

では皆さんも素敵なキネマライフを!

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