ゼロからのスタート:未経験者がエンジニアになる方法

プログラミング

未経験者でもプログラミングの世界に参入でき、エンジニアへの道の第一歩を踏み出すことができます。本記事は、プログラミングの基礎から始めて、成功事例を学び、スキルを向上させ、エンジニアとして一人前になるまでの段階的な流れを解説していきます。未経験からエンジニアになるための手助けになれば幸いです。

プログラミングの世界に最初の一歩を踏み出すことを決めるのは、経験のない人にとっては大きな挑戦になるかもしれませんが、この記事は、段階的なミッションと成功の秘訣で自信を得るのに役立ちます。

次の章からは、プログラミングとは一体何なのか、どのプログラミング言語を選ぶべきなのか、そしてプログラミングのスキルが将来へどのように影響するのかを明らかにします。未経験者がエンジニアとしてのキャリアを築くための土台づくりについて学びましょう。

それでは、プログラミングの基本について探求する第一章に進みましょう。未経験者からエンジニアへ上り詰めていきましょう。

1. プログラミングの基礎を理解する

プログラミングとは何か?

プログラミングは、コンピュータに命令を伝え、特定のタスクを実行させるための方法です。この章では、プログラミングの基本概念について解説し、コードを通じてアイデアを実現する魔法のような方法について学びます。プログラミングの世界は言葉でコミュニケーションをするコンピュータの言葉であり、未経験者にとっては初めての言語のようかもしれませんが、その基礎を理解することはエンジニアとしての成長の第一歩です。

身の回りのプログラムされた機械の例を挙げると、「電卓」もプログラミングによって四則演算を実行させている機械の一つです。他にも、下記のような身近な機械がプログラミングを用いて動いています。

プログラミングを用いた機械
  • スマートフォン
  • 洗濯機
  • 自動車
  • 炊飯器
  • 電卓
  • ...etc


下記は、Javaを用いた簡単な電卓プログラムの例になります。

import java.util.Scanner;

public class SimpleCalculator {

    public static void main(String[] args) {
        Scanner scanner = new Scanner(System.in);
        double num1, num2, result;
        char operator;

        System.out.println("簡単な電卓アプリ");
        System.out.print("最初の数値を入力してください: ");
        num1 = scanner.nextDouble();

        System.out.print("演算子を入力してください (+, -, *, /): ");
        operator = scanner.next().charAt(0);

        System.out.print("次の数値を入力してください: ");
        num2 = scanner.nextDouble();

        switch (operator) {
            case '+':
                result = num1 + num2;
                break;
            case '-':
                result = num1 - num2;
                break;
            case '*':
                result = num1 * num2;
                break;
            case '/':
                if (num2 != 0) {
                    result = num1 / num2;
                } else {
                    System.out.println("エラー: 0での割り算は許可されていません。");
                    return;
                }
                break;
            default:
                System.out.println("無効な演算子です。");
                return;
        }

        System.out.println("結果: " + num1 + " " + operator + " " + num2 + " = " + result);
    }
}

このように、プログラミングは、コンピュータに命令を伝え、特定のタスクを実行させるために有効な手段になります。興味のある分野や成し遂げたいこと、仕事に関わることなど、何でもいいのでプログラミングで何か便利なツールを作れないか、想像してみてください。プログラミングに興味を持つことがエンジニアの第一歩かと私は考えます。

プログラミング言語の種類と選択

プログラミング言語は多種多様であり、それぞれ異なる用途や特徴を持っています。未経験者にとって最適なプログラミング言語を選ぶことは重要です。このセクションでは、主要なプログラミング言語について説明し、どの言語があなたの目標や興味に合っているかを考察します。

例えば、プログラミングを学習する理由として、主に下記が挙げられます。

プログラミングを学習する理由
  1. 仕事のため
  2. 趣味のため
  3. アイデア実現のため
  4. 問題解決力向上のため
  5. 自己実現のため

次に、上記のそれぞれの学習する理由に対する、お勧めのプログラミング言語について紹介していきます。

仕事のため

もしあなたが仕事を得るためにプログラミングを得たいならば、Pythonをお勧めします。
 Pythonは汎用性が高く、簡潔な文法で学習しやすいため、新しいプログラマーにも適しています。さらに、データサイエンス、ウェブ開発、自動化、機械学習などさまざまな分野で利用され、需要が高まっています。
 多くの企業がPythonを採用しており、Pythonのスキルは求人市場で高く評価されています。また、豊富なオープンソースライブラリとコミュニティが利用可能で、効率的な開発が可能です。そのため、Pythonを学ぶことは仕事を得るための優れた選択です。
 企業例)Google、Facebook、Netflixなど

趣味のため

趣味のためにお勧めするプログラミング言語はJavaScriptです。
 JavaScriptはウェブ開発に広く利用され、ブラウザ内で動的なコンテンツを作成できるため、ウェブアプリケーションやゲームの制作に適しています。また、豊富なオープンソースライブラリやフレームワークが存在し、コミュニティも活発です。これにより、多彩なプロジェクトに挑戦できます。さらに、JavaScriptは初心者にも親しみやすい言語であり、プログラミングの基礎を学びながら楽しいプロジェクトに取り組むことができます。JavaScriptを使ってウェブサイトやゲームを制作することで、クリエイティブなアウトプットを楽しむことができます。
 例)ポケモンGO、モンスターストライク、ドラゴンクエストXなど

アイデア実現のため

もし、何かアイデアがあってそれを実現したい場合にお勧めする言語は多数存在します。それらの言語とその理由は下記の通りです。基本的にどの言語もアイデア実現には有効な手段ですが、その中でも下記の言語が最も有効で簡単に扱える言語であると考えます。

  1. Python: シンプルで読みやすく、多くのライブラリやフレームワークを備えており、アイデアを迅速にプロトタイプ化できます。さらに、PythonはWeb開発、データ分析、機械学習、ゲーム開発など幅広い用途に適しています。
  2. JavaScript: Webアプリケーション開発において非常に重要な言語で、フロントエンドとバックエンドの両方で使用できます。Node.jsを使用すればサーバーサイドも可能です。
  3. Ruby: Ruby on Railsフレームワークを使用することで、ウェブアプリケーションの迅速な開発が可能です。シンプルな構文でプログラミングしやすい言語です。
  4. Java: 多くの企業で広く採用されており、大規模なアプリケーションやAndroidアプリケーションの開発に使用されています。
  5. Go: システムプログラムやマイクロサービスの開発に適しており、高いパフォーマンスを提供します。

問題解決力向上のため

前提として、プログラミングという行為そのものが論理的思考の塊であるため、問題解決能力は間違いなく向上します。ただ、あなたが問題解決能力、あるいは論理的思考を向上させることに重きを置いてプログラミングをするならば、C++をお勧めします。C++は高速で効率的なプログラムを書くことができ、特にシステムプログラミングやゲーム開発などの領域で優れた性能を発揮します。
 なぜC++をお勧めするかというと、C++は初心者にとっては下記の特徴と理由から、扱いが難しい言語とも言われ、それ故に、問題解決能力を向上させることができる言語と捉えられます。

  1. 複雑な構文: C++は多くの構文ルールを持っており、文法エラーを避ける必要があります。初心者にとっては慣れるまで時間がかかるかもしれません。
  2. メモリ管理: C++はメモリ管理が必要で、ポインタとメモリの確保/解放が必要です。メモリリークやダングリングポインタなどの問題を避けるために慎重さが求められます。
  3. オブジェクト指向プログラミング: C++はオブジェクト指向プログラミングの機能を豊富にサポートしています。初心者はクラス、オブジェクト、継承、ポリモーフィズムなどの概念を理解する必要があります。
  4. 豊富なライブラリ: C++には多くの標準ライブラリが含まれており、これを効果的に活用するには学習が必要です。
  5. コンパイル: C++のプログラムはコンパイルする必要があり、コンパイルエラーのデバッグも必要です。

また、C++は多くの産業で使用されており、経験が求められる分野も多いため、キャリアの幅も広がります。 C++の学習は挑戦的かもしれませんが、問題解決とプログラミングの基礎を深めるのに役立つでしょう。

自己実現のため

自己実現のためにお勧めするプログラミング言語はPythonです。Pythonは学習が容易で、多くの用途に適しています。その理由は以下の通りです:

  1. シンプルで読みやすい: Pythonのシンプルな構文は初学者にも親しみやすく、複雑さを最小限に抑えます。
  2. 多様な用途: Pythonはウェブ開発、データ分析、機械学習、自然言語処理など、多くの分野で利用されており、自己実現の様々な興味やプロジェクトに適しています。
  3. コミュニティとリソース: Pythonは広範なコミュニティと豊富な学習リソースを持っており、学びながら自己実現のプロジェクトを進めるのに役立ちます。
  4. クロスプラットフォーム: Pythonは異なるプラットフォームで動作するため、様々な環境でプロジェクトを実現できます。
  5. 大手企業での採用: Pythonは多くの大手企業で採用され、仕事の機会も豊富です。

上記のように、Pythonを学ぶことで、仕事、趣味、生活の効率化を図ることができ、選択肢が増えることで、自己実現の道を広げることができます。

下記に、プログラミングを学習する理由と、それに合わせたお勧めの言語をまとめました。

プログラミング学習理由と、おすすめ言語
  1. 仕事のため
    [Python]
  2. 趣味のため 
    [JavaScript]
  3. アイデア実現のため
    [Python][JavaScript][Ruby][Java][Go]
  4. 問題解決力向上のため
    [C++]
  5. 自己実現のため
    [Python]

今回の紹介で上がった言語についての紹介は下記にまとめました。
【初心者エンジニアメモ】Pythonで出来る事10選
【初心者エンジニアメモ】Javaで出来る事10選
【初心者エンジニアメモ】JavaScriptで出来る事10選
【初心者エンジニアメモ】Rubyで出来る事10選
【初心者エンジニアメモ】C++で出来ること10選
【初心者エンジニアメモ】GOで出来る事10選

プログラミングの重要性と将来性

プログラミングスキルは現代のデジタル化された世界でますます重要になっています。プログラミングを学ぶことで、問題解決能力が向上し、新しい技術を作成し、イノベーションに貢献できます。このセクションでは、プログラミングの将来性について議論し、なぜプログラミングを学ぶべきかを説明します。

結論は、下記の通りになります。

なぜプログラミングを学ぶべきか
  1. 需要の増加
  2. 新たなキャリアの機会
  3. 起業のチャンス
  4. 自己実現創造性
  5. 給与安定性

では、上記の理由についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

需要の増加

現代社会ではITがあらゆる業界に浸透し、それに伴いプログラミングスキルの需要が急速に高まっています。プログラミングは、自動車業界における自動運転技術、医療分野における電子健康記録管理、金融分野における高度なデータ分析など、多くの分野で重要です。特にソフトウェア エンジニアの需要は高まっているため、未経験者にとってプログラミングを学ぶことは有望なキャリアへの一歩となります。

新たなキャリアの機会

プログラミングを学ぶと、多くの新しいキャリアの機会が開かれます。データサイエンティスト、Web開発者、セキュリティ専門家、クラウドアーキテクトなど、プログラミングスキルを活用できる職種が増えています。たとえば、データ サイエンティストは、ビジネス上の意思決定をサポートするために大量のデータを分析し、その重要性により多くのキャリアの選択肢が増えます。

起業のチャンス

プログラミングスキルは独自のアイデアを実現し、起業の道を切り拓くための重要な要素です。プログラマは自分のアプリケーションやウェブサービスを開発し、市場に投入できます。多くのスタートアップ企業は、プログラマが開発したアイデアから成長し、成功を収めています。例えば、UberAirbnbはプログラマが開発したアプリケーションを基にしてビジネスを展開しました。

自己実現と創造性

プログラミングはアイデアを具現化し、新しいものを創造するための手段です。例えば、モバイルアプリケーション(ソーシャルメディア、ゲーム、ビジネス、エンターテインメント、健康など)のアプリの開発者は、自分のアイデアをアプリケーションとして実現し、世界中のユーザーに提供することができます。プログラミングにより、創造的な可能性が拡大し、自己実現を促進します。

給与と安定性

プログラミングスキルを持つことは高い給与と職場の安定性を提供します。ソフトウェアエンジニアは高収入を得ることができ、さまざまな産業や地域で求人が存在しています。さらに、リモートワークの増加により、場所に縛られずに仕事をすることができます。プログラミングを学ぶことは、経済的な成功と安定性を追求するための一つの道です。

プログラミングの基本についての理解が深まったら、次は学習のスタートに進みましょう。
プログラミング学習のための環境整備や学習計画の策定について学びます。未経験者からエンジニアへの成長の旅はまだ始まったばかりです。

2. 学習のスタート

学習環境の整備

プログラミングを学ぶためには適切な環境を整備する必要があります。このセクションでは、プログラミング学習に必要なツールやソフトウェアのインストール方法、コンピュータのセットアップについて説明します。

下記が、主にプログラミング学習に必要なものになります。

プログラミング学習に必要なもの
  1. コンピュータ

    プログラミングはコンピュータを使用して行うため、適切なパソコンが必要です。性能とスペックにも注意しましょう。

  2. オペレーティングシステム

    多くのプログラミングタスクはWindows、macOS、Linuxなどのオペレーティングシステムで実行できます。学習分野に合ったOSを選びましょう。

  3. テキストエディタまたは統合開発環境(IDE)

    プログラムを書くためには、テキストエディタやIDEが必要です。例えば、Visual Studio Code、Sublime Text、Atomなどがあります。

  4. プログラミング言語の選択

    学習分野に合ったプログラミング言語を選びましょう。たとえば、ウェブ開発にはHTML、CSS、JavaScriptが必要です。初学者にはPythonがおすすめです。

  5. オンラインリソース

    学習教材やコミュニティへのアクセスが重要です。オンラインで入手できる無料の教材やフォーラムがあり、質問や疑問を解決できる場所も大切です。

  6. ネット接続

    オンラインリソースにアクセスするために、信頼性のあるインターネット接続が必要です。多くのプログラミングコースや資料がオンラインで提供されているため、ネット接続は不可欠です。

  7. 意欲と忍耐

    プログラミング学習は時に挫折も伴いますが、意欲と忍耐があれば克服できます。継続的な学習と実践がスキルの向上につながります。

例えば、PythonVSCodeというツールを用いて、パソコンを自動操作させるプログラムに興味があるならば、下記のページ群を参考にしてみてください。

ページを参考にする際に特に重要となるのは上記で説明した「意欲と忍耐」です。Webページ上の記載通りにやってみても上手くいかない場合が多々あります。その際に、なぜ上手くいかないのか自分で推察・模索していかないと問題解決につながりません。なので、上手くいかなくてもすぐに諦めずに頑張りましょう。

Webページをひたすら検索し、どうやったら思い描いたプログラムを作ることができるか考え続けていると、振り返った時に、いつの間にかプログラミングの基礎が身についていることに気がつくはずです。

オンラインリソースの活用

未経験者がプログラミングを学ぶためには、豊富なオンラインリソースがおすすめです。

結論から言うと、無料で学ぶにはプロゲート、有料で学ぶならUdemyおすすめです。
次に、それぞれのおすすめの理由について説明します。

Progate(無料)おすすめ理由:

わかりやすいステップバイステップの学習:
 Progateは初心者にとって非常にわかりやすく、基本的なプログラミングから始められます。ステップバイステップで課題を解きながら学び、徐々にスキルを構築できます。
インタラクティブな実習:
 Progateではコードを実際に書いて実行する経験を重視しており、実際のプログラムを手を動かしながら学ぶことができます。これはプログラミングの理解を深めるのに役立ちます。
多くの言語とフレームワーク:
 Progateはさまざまなプログラミング言語やフレームワークをカバーしており、自分の興味や目標に合った学習を選ぶことができます。
無料コースが豊富:
 Progateには無料で利用できるコースが多くあり、基本的なプログラミングからウェブ開発、データサイエンスまで多岐にわたります。

Udemy(有料)おすすめ理由:

幅広いトピックと専門家による講義:
 Udemyではプログラミング以外の多くのトピックも学ぶことができます。また、専門家による高品質なコースが提供されており、深い知識を身につけるのに適しています。

自分のペースで学べる:
 Udemyのコースは通常、一生涯アクセスが可能で、自分のペースで学び直すことができます。忙しいスケジュールに合わせて学習できるのが利点です。

プロジェクトベースの学習:
 多くのUdemyコースは実践的なプロジェクトを通じて学ぶスタイルを採用しており、現実の問題に取り組みながらスキルを向上させることができます。

証明書の取得:
 一部のUdemyコースは完了証明書を提供しており、これは履歴書に追加価値を提供します。

下記に各WebサイトのURLを置きます。

プロゲート

Progate(プロゲート) | Learn to code, learn to be creative.
Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。

Udemy

Online Courses - Learn Anything, On Your Schedule | Udemy
Udemy is an online learning and teaching marketplace with over 250,000 courses and 73 million students. Learn programming, marketing, data science and more.

Udemyは定期的に授業料が半額以上安くなるお得な割引キャンペーンを行なっているので、ぜひみてみてください。

Udemyで24,800円の授業が1,900円にまで割引されている

ただしこれまで説明したオンラインリソースについては、実際に生の人間と会話することができないため、言葉で説明しづらいことや画面を実際に見てもらいたい際はどうしようもありません。

なので、どうしても分からない事を対面で教えてほしい場合は、プログラミングスクールなどもおすすめです。参考にしてみてください。

結論
  • 無料ならProgate(プロゲート)で勉強
  • 有料ならUdemy(ユーデミー)で勉強
  • どうしても分からない場合はプログラミングスクールで勉強

学習計画の立て方

プログラミングを学ぶ際、計画的なアプローチが成功への鍵です。
プログラミングの効果的な学習計画を立てるには、以下のステップに従うことが重要と考えます。

  1. 目標設定: まず、どのプログラミング言語や分野を学びたいかを明確にし、長期的な目標を設定します。具体的で実現可能な目標を設けましょう。
     例)Pythonで1人で設計から実装までのプログラムを組めるようになる
  2. カリキュラムの作成: 学ぶ内容をカリキュラムとしてまとめます(リストアップでもOK)。基本から応用まで、トピックごとに学ぶべきことをリストアップします。
     例)環境構築、言語の基本文法、設計、プログラムの実装
  3. 学習リソースの選定: 書籍、オンラインコース、チュートリアルなど、学習に使用するリソースを選びます。
     例)Progate、Udemyなど
  4. 週次スケジュールの作成: カリキュラムを週ごとに分割し、どのトピックをいつ学ぶかをスケジュール化します。学習時間を確保し、週次目標を設定します。
     例)1週目は環境構築、2週目〜3週目は言語の基本文法など
  5. 実践プロジェクト: 知識を実際のプログラミングに当てはめて問題を解決しましょう。プログラミングは、理論を具体化する(アウトプット)に重要です。
     例)Webサイトからあるプログラムのコーディングをそのまま真似してみるなど
  6. コードの実装と練習: 学んだコンセプトを理解し、実際にコードを書くことでスキルを向上させます。定期的な練習が重要です。
     例)自分で考えたエクセル自動化プログラムを作ってみるなど
  7. 効果的な学習環境: 集中して学び、無駄な時間を減らすために適切なツールを利用しましょう。
     例)chatGPTに質問してソースコードの改善を依頼するなど
  8. フィードバックと改善: 自己評価や他人のフィードバックを受け入れ、課題を特定して改善していきます。
     例)エンジニア仲間から、またはchatGPTに質問しフィードバックもらうなど
  9. 継続的な学習と挑戦: プログラミングは絶えず進化する分野です。新しいトピックや技術に挑戦し、継続的な学習を続けましょう。
  10. モチベーションと報酬: 学習を楽しむために、達成感や成果を自分にご褒美として設定します。モチベーションを保つことが継続的な学習の鍵です。

これらのステップを組み合わせて、自分に合った効果的な学習計画を立てましょう。計画を実行し、目標を達成するためにコツコツと学習を進めていきます。

<学習のスタートまとめ>

  1. 学習環境の整備
  2. オンラインリソースの活用
  3. 学習計画を立てる

3. 成功事例から学ぶ

プログラミング未経験者の成功ストーリー

このセクションでは、プログラミング未経験者がどのようにしてエンジニアとしての成功を収めたのかについての実例を紹介します。

ひろゆき
皆さんご存じの通り、掲示板「2ちゃんねる」の創設者である、ひろゆき氏もプログラミング未経験の状態で独学でWeb上でプログラミングを学び、莫大な財産を築きあげました。今の貯金額は4億もあるらしいです。。また、2ちゃんねるの全盛期には月に1億稼いでいたこともあるらしいです。

本人が言うプログラミング学習法は「とにかくコピペが最強」※1とのことです。まさにその通りで、私含め実際に働いているエンジニアはコピペしてなんぼなところがあります。むしろコピペしないとコーディングミスがあったりして動かないことも多々ありますからね。

Web上にある無限の情報の中でどうやって検索すれば欲しい情報にたどり着けるかを考え、その情報を用いてプログラミングしていけば大体のシステムやアプリは動きます。故に、Web上で検索して必要な情報を取捨選択できる能力を身につければ、自ずと一人前のエンジニアになれると言っても過言ではありません。実際にひろゆき氏がそうだったように。
※1...著書「だんな様はひろゆき」より

引用:だんな様はひろゆき

マコなり社長
日本の起業家、実業家。マコなり社長のチャンネル名でYouTuberとしても活動している。※2
日本で初めてプログラミングスクールを創設したと言っていいほどの、先駆け的存在であるマコなり社長ですが、青山大学在学中に未経験から独学でプログラミングをしていました。映画などを記録して、コミュニケーションできる「log」というサービスです。

大学卒業後に「log」をリリースするが上手くいかなかったが、その際に身につけたプログラミングスキルを活かし、フリーのプログラマーとして他の事業を受託していました。最初の1年は月に20万円ほどしか稼げなかったと言います。(それでも凄いですよね)段々と企業と交渉し、収入は月に100万を超えるようになっていったとのことでした。詳しくは下記の動画をチェックしてみてください。
※2...wikiより引用

他にも下記の人たちのように未経験から有名なプログラマーになって成功を収めた人はたくさんいます。今回紹介した人達がたまたま成功したとも言えなくもないですが、元から素質があった天才さんが何億も稼げるのならば、一般人でもそこそこの収益を得ることも可能なのではないかと私は考えます。

ケヴィン・シストロム(Instagram CEO)Instagramのアプリを趣味で作ってリリースしたら、たったの2年で億万長者に。扱う言語はPython
池澤あやか(女優・タレント・エンジニア):女優をしながら大学のプログラミング研究会で趣味として始める。扱う言語はRubyPythonで、受託開発やオリジナルアプリの開発、講演会を行うようになる。
野田クリスタル(お笑い芸人):マヂカルラブリーというお笑いコンビとして活動しながら、元から趣味だったプログラミングでオリジナルゲーム「スーパー野田ゲーPARTY」を開発。M1優勝という知名度を活かし、ゲームをNintendo Switch上で普及させるまでに至る。また自身のプログラミング学習法の本を出版したりもしている。扱う言語はPython

このように、多くの有名人が独学でプログラミングを未経験からスタートして成功を収めています。
成功事例を読んで自身のモチベーションへ繋げましょう!

4. スキルの向上と実践

プロジェクト参加と実務経験

エンジニアとしてのキャリアを築くためには、実務経験が不可欠です。このセクションでは、プロジェクトへの参加方法と実務経験の重要性について説明します。オープンソースプロジェクト、フリーランスの仕事、インターンシップなど、さまざまな方法で実務経験を積むアプローチがあります。自分に合った実務経験を積みましょう。

オープンソースプロジェクトでの実務経験

オープンソースプロジェクトは実務経験を積むための具体的な手順は次の通りです:

  1. プロジェクトの選定: 自分の興味やスキルに合ったオープンソースプロジェクトを選択。GitHubやGitLabなどのプラットフォームでプロジェクトを探せます。
  2. ソースコードの理解: 選んだプロジェクトのソースコードを詳しく読み、プロジェクトの仕組みやルールの理解。コミュニティのコミュニケーション方法も学べます。
  3. バグ修正と改善提案: 初めは小さなバグ修正から開始。また、新機能の提案や改善点を提案していきましょう。
  4. 協力とフィードバック: コミュニティと協力し、提案や修正に関するフィードバックを受けながら成長。指導を受ける機会も増えます。
  5. コミットと履歴: 自分のコードがプロジェクトに統合され、コミット履歴に記録されることで実績が積まれます。
  6. コミュニティ貢献: 長期的にコミュニティに貢献し、トピックの専門家として認識されることで、プロジェクト内でのリーダーシップの機会が広がります。

フリーランスの仕事での実務経験

フリーランスの仕事を通じて実務経験を積む方法は次の通りです:

  1. ポートフォリオの構築: まずはポートフォリオを作成し、過去のプロジェクトやスキルをアピールできるよう整理。GitHubなどのプラットフォームにコードサンプルを公開しましょう。
  2. プロフェッショナルネットワーク: LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークで自己紹介し、関心を持つクライアントやプロジェクトを見つけるために繋がりを築きます。
  3. プロジェクト探し: フリーランスのプラットフォーム(CloudWorks、Upwork、Freelancerなど)でプロジェクトを探し、提案。自分のスキルとプロジェクトの要件が合致するか確認しましょう。
  4. クライアントとのコミュニケーション: クライアントとのコミュニケーションは重要です。要件の明確化や進捗報告を行い、信頼関係を築きます。
  5. プロジェクト実行と納品: プロジェクトを実行し、期限内に納品品質を確保し、クライアントの期待に応えることが重要です。
  6. フィードバックの収集: プロジェクト終了後にクライアントからのフィードバックを収集し、改善点を把握します。

インターンシップでの実務経験

インターンシップを通じて実務経験を積む方法は以下の通りです:

  1. インターンプログラムの参加: 大学やカレッジが提供するインターンシッププログラムに応募。
  2. 業界選択: 開発、データサイエンス、セキュリティなど、自分の関心と将来のキャリア目標に合った業界を選択。
  3. 実務経験の積み重ね: インターンシップ中に実際のプロジェクトに参加し、実務スキルを向上。メンターから指導を受けましょう。
  4. ネットワーク構築: インターンシップ中に業界内のプロフェッショナルとのネットワークを構築。LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを活用しましょう。
  5. フィードバックの収集: インターンシップ終了時に上司やメンターからのフィードバックを収集し、成長のためのアドバイスを受けましょう。

これらの方法を組み合わせることで、実務経験を効果的に積むことができます。

エンジニアになるための認定試験と資格

エンジニアになるための認定試験や資格の取得は、スキルの証明と就職・昇進の機会を提供します。エンジニアとしてのステータスを向上させ、就職に有利に働かせるために資格取得の検討もありです。

プログラミング未経験者向けで、IT関連資格としておすすめな資格とその理由について下記の通りです。

  1. ITパスポート: 情報処理技術者試験の前段階として位置づけられており、IT基礎知識をテストする資格です。プログラミングやネットワークについての基本的な知識を学びたい方に適しています。
     合格率>50%前後
  2. 情報処理技術者試験(基本情報技術者): 情報技術の基本的な知識やスキルを評価する試験で、未経験者にも取得しやすい資格です。ITの基礎から学びたい人に適しています。
     合格率>16%〜19%前後
  3. 情報セキュリティスペシャリスト: インターネットの普及に伴い、情報セキュリティの重要性が高まっており、セキュリティ関連のスキルを証明する資格です。セキュリティに興味がある方に向いています。
     合格率>15%前後

これらの資格は日本で広く認知され、未経験者がIT分野に足を踏み入れるのに役立つものです。試験内容や難易度は異なりますが、学習リソースと対策をしっかり準備することで合格することができます。資格取得後は、IT関連の仕事への就職やキャリアパスの選択肢が広がります。

スキルの向上と実践まとめ
  • プロジェクト参加と実務経験
  • オープンソースプロジェクトに取り組む
    フリーランスの仕事に取り組む
    インターンシップに取り組む
  • エンジニアになるための認定試験と資格
  • ITパスポート
    情報処理技術者試験(基本情報技術者)
    情報セキュリティスペシャリスト

5. エンジニアへの成長

転職とキャリアパス

このセクションでは、エンジニアとしてのキャリアパスについて詳しく説明します。エンジニアとしてのキャリアにおいては、異なる専門分野やスキルに焦点を当てた多くのキャリアパスがあります。

エンジニアにはキャリアパスが多数存在しますが、下記にいくつか具体例を示します。

  1. ウェブ開発者: ウェブ開発者はウェブサイトやアプリケーションの構築を専門とします。フロントエンド開発者はユーザーインターフェースをデザインし、バックエンド開発者はデータベースやサーバーの処理を担当します。
     例)フロントエンドはHTML、CSS、JavaScriptなど、バックエンドはJava、Pythonなど
  2. データサイエンティスト: データサイエンティストはデータを収集、分析し、ビジネス意思決定に活用します。プログラミングによるデータ処理や機械学習のスキルが必要です。
     例)Pythonなど
  3. セキュリティエキスパート: セキュリティエキスパートはシステムやネットワークの脆弱性を特定し、セキュリティを向上させる役割を果たします。
     例)エシカルハッカーやセキュリティアナリストなど
  4. ゲームデベロッパー: ゲームデベロッパーはゲームを開発し、プログラムする専門家です。
     例)ゲームデザイナー、ゲームプログラマー、ゲームアーティストなど
  5. クラウドエンジニア: クラウドエンジニアはクラウドインフラストラクチャの設計と管理に従事し、スケーラビリティやセキュリティを担当します。
     例)AWSやAzureなど

これらの例は、エンジニアのキャリアパスの一部に過ぎません。選択した分野やスキルに応じて、さらに多くの専門職や職種があり、個人の興味や目標に合わせて進むことができます。

エンジニアとしての成功と満足感

最終章では、エンジニアとしての成功と仕事に対する満足感に焦点を当てます。プログラミングのスキルだけでなく、効果的なコミュニケーション、問題解決能力、プロジェクト管理など、エンジニアにはソフトスキルというものが求められます。

  1. 効果的なコミュニケーション: プログラミングプロジェクトでは、仲間との連携が不可欠です。明確なコミュニケーション能力はアイデアや問題の共有に役立ち、誤解を減らし、プロジェクトの進行をスムーズにします。
  2. 問題解決能力: エンジニアは日常的に問題に直面します。効果的な問題解決スキルは、新たな課題に対処し、効率的な解決策を見つけるのに役立ちます。
  3. プロジェクト管理: 多くのエンジニアはプロジェクトの一環として働きます。プロジェクト管理スキルはタスクの計画、スケジュール管理、優先順位の設定に役立ち、プロジェクト全体の効率向上に寄与します。
  4. チームプレイ: ソフトウェア開発は多くの場合、複数のエンジニアが協力して行われます。チームプレイの能力は、異なるスキルを持つ仲間と効果的に働くために重要です。
  5. クリティカル思考: クリティカル思考スキルは、問題の分析や新しいアイデアの評価に役立ちます。状況を客観的に評価し、最適な解決策を見つけるのに役立ちます。
  6. クリエイティブな思考: エンジニアは新しいアプローチやアイデアを創造する必要があります。クリエイティブな思考は、新たなソリューションの発見や革新的なプロジェクトの推進に貢献します。

これらのソフトスキルを磨くことで、プログラミングスキルと組み合わせ、成功を収めることができます。

6. まとめ

未経験者からエンジニアになるための鍵

この記事では、プログラミング未経験者がエンジニアになるためのステップと鍵を詳しく探求しました。未経験からエンジニアになる道は挑戦的であるかもしれませんが、適切な知識、計画、および継続的な努力を通じて、実現可能です。以下はこの記事で強調されたいくつかの重要なポイントです。

<未経験者からエンジニアになるための方法まとめ>

  • プログラミングの基礎を理解すること
  • 成功事例から学ぶこと
  • スキルの向上と実践を積むこと
  • エンジニアとしての成長に向けて、キャリアパスを計画こと

最初の一歩を踏み出す勇気

最後に、未経験者が最初のステップを踏み出すための勇気が必要です。プログラミングは将来的に確実に必要とされるスキルであり、有望なキャリアの始まりとなることでしょう。

ただ私自身、未経験からのスタートでしたが、地頭が良くないせいか、何をやってもプログラムが上手く動かず、何度も挫折しようかと思ったことがあります。しかし諦めずに何度も何度もトライアンドエラーを繰り返して自分でプログラムを組むようになれた時の達成感は言わずもがな最高でした。そのような経験があったからこそ、IT企業への就職に有利に働いたのだと思います。

自己学習、コミュニティ参加、プロジェクト参加、そして継続的な努力を通じて、ようやく一人前のエンジニアになれることでしょう。その過程は人それぞれ違いますが、向いている方向はみんな同じかと思います。

未経験者からエンジニアになる道は個々の旅であり、一歩一歩進んでいくものです。未経験からのスタートはめちゃくちゃ大変かもしれませんが、その過程で新しいスキルを獲得し、成長し、新たなキャリアに進むことができます。

最初の一歩を踏み出す勇気を持ち、未来のエンジニアとしての成功に向けて進んでいきましょう。成功をお祈りします。

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