今回は、基本情報技術者試験でもよく出題される「論理演算(ブール演算)」について、種類・意味・覚え方をまとめていきます
私自身毎回忘れてしまうほど苦手意識があるので、この記事にまとめることで暗記&得点源にしていきたいです。
🧠 論理演算とは?
論理演算とは、「真(1)・偽(0)を使って、条件や命題の組み合わせを処理する演算」です。
プログラミングやデジタル回路、条件分岐処理などにおいて重要な基礎になります。
📘 論理演算の種類一覧
記号 | 演算名 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|---|
AND(⋀) | 論理積 | アンド | 両方が真(1)のときだけ真 |
OR(⋁) | 論理和 | オア | どちらかが真(1)なら真 |
NOT(¬) | 否定 | ノット | 真を偽に、偽を真に反転 |
XOR(⊕) | 排他的論理和 | エクスオア | どちらか片方だけ真のときに真 |
📝 覚え方のコツ(語呂合わせ)
✅ AND(論理積)
「両方いいなら進め!」
- AもBも1 → 結果は1
- どちらかが0なら → 結果は0
✅ OR(論理和)
「ろんりおわぁ(OR)」「どっちかOKなら進め!」
- AかBが1なら → 結果は1
- 両方0だけがダメ → 結果は0
✅ NOT(否定)
「ひっくり返すやつ」
- 1 → 0、0 → 1
✅ XOR(排他的論理和)
「どちらかだけね!」(片方だけ)
- 1と0 → 1
- 1と1 / 0と0 → 0
📊 真理値表(よく出る!)
A | B | AND | OR | XOR |
---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
1 | 1 | 1 | 1 | 0 |
試験では、この真理値表をもとに選択肢を選ばせる問題がよく出ます!
📌 試験での出題ポイント
- 真理値表をもとに、正しい論理演算の結果を選ぶ
- AND/OR/NOT/XORの定義や用途を問う
- 回路図に関する問題(AND回路・OR回路など)
✅ まとめ
- ANDは「両方OK」
- ORは「どっちかOK」
- NOTは「ひっくり返す」
- XORは「片方だけOK」
この語呂合わせと真理値表を押さえれば、論理演算はOK