Seleniumを使って自動操作プログラムを作成している際に、よくエラーになる原因として、webdriverが最新化されていませんよというエラーなどが挙げられる。
その際にいちいちWebサイトから最新のwebdriverをインストールして用意する必要がありますよね。
その工程がとてつもなく面倒だと感じたので、今回はいちいちインストールしなくてもすむようにしたいと思います。
前提
本記事の前提は下記の通りです。
- Seleniumのバージョンが4.6以上であること
- Pythonがインストールされていること
もし環境が整っていない場合は下記の記事を参考にしてください。
※2023/09/29現在、seleniumのバージョンが4.6以上であればchromedriverのインストールなど不要になりました。したがって下記の記事の手順4は不要なので飛ばして大丈夫です。またchromedriverが不要になったので、手順6のchromedriverの場所を指定する必要もなくなりました。
webdriverを自動更新してくれるようにする方法
手順はとても簡単で、下記を追加するだけでOKです。
from selenium import webdriver # Selenium 4.6から、Selenium自体にChromeDriver自動更新機能「Selenium Manager」が搭載されたことで、下記のシンプルな記述だけで済むようなった。 driver = webdriver.Chrome()
上記の
driver = webdriver.Chrome()
というコマンドによって勝手に最新のwebdriverへ更新してくれます。
以上がwebdriverを自動更新してくれる方法でした。
非常に簡単ですね。。びっくりしました。
何かしらエラーが発生してしまう場合
何かしらエラーが発生する場合はseleniumが4.6以上になっていない可能性があります。
ターミナル上で下記コマンドをで実行して最新化してみてください。
バージョン4.6以上になっていれば具体的なバージョンはなんでも大丈夫です。
pip install -U selenium
また、seleniumのバージョンを確認する方法は下記のコマンドをターミナルで実行します。
pip show selenium
【補足】今までwebdriverを手動で準備していた時の手順は?
今まで自動化していない時は下記の手順が必要でした。
1. ブラウザバージョンの確認
2. ブラウザバージョンに適したWebDriverのインストール
このようなちまちました作業を全て自動でしてくれるなら最高ですよね?
それに今までだと最新化されていないといちいちエラーになっていたので、大変楽になりました。
皆様も是非試してみてください。
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