【初心者エンジニアメモ】SQLで出来る事10選

プログラミング

こんにちは、初心者エンジニアのあなた。データベースという言葉は聞いたことがありますか?データベースとは、データを整理して保存する仕組みのことです。例えば、あなたがインターネットで商品を検索したり、購入したりするとき、その情報はどこかに保存されていますよね。それがデータベースです。

では、データベースに保存されたデータを操作するにはどうすればいいでしょうか?そのときに使うのがSQLという言語です。SQLとは、Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)の略で、データベースに対してデータを検索したり、追加したり、更新したり、削除したりすることができます。

SQLは非常に便利な言語で、様々な場面で活用できます。今回は、初心者エンジニアのあなたに向けて、SQLで出来る事10選を紹介します。これを読めば、SQLの魅力に気づくことができるでしょう。

1. データを検索する

SQLの基本的な機能の一つが、データを検索することです。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品を探すとき、キーワードやカテゴリーなどの条件を指定して検索しますよね。その裏では、SQLが動いています。

SQLでは、SELECT文という文法を使って、データベースから必要なデータを取り出すことができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT * FROM products WHERE category = '本' AND price < 1000;

productsというテーブルから、カテゴリーが「本」で価格が1000円未満の商品の情報を全て取得することができます。

2. データを追加する

SQLでは、データを検索するだけでなく、データを追加することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品を購入するとき、その注文情報はデータベースに保存されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、INSERT文という文法を使って、データベースに新しいデータを挿入することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

INSERT INTO orders (customer_id, product_id, quantity, date) VALUES (123, 456, 2, '2023-10-14');

ordersというテーブルに、customer_idが123の顧客がproduct_idが456の商品を2個2023年10月14日に注文したという情報を追加することができます。

3. データを更新する

SQLでは、データを追加するだけでなく、データを更新することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで会員登録をした後に、住所や電話番号などの情報を変更するとき、その変更内容はデータベースに反映されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、UPDATE文という文法を使って、データベースに既存のデータを変更することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

UPDATE customers SET address = '神奈川県横浜市' WHERE customer_id = 123;

customersというテーブルのcustomer_idが123の顧客の住所を「神奈川県横浜市」に変更することができます。

4. データを削除する

SQLでは、データを更新するだけでなく、データを削除することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで会員登録をした後に、退会するとき、その退会情報はデータベースから消去されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、DELETE文という文法を使って、データベースから不要なデータを削除することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

DELETE FROM customers WHERE customer_id = 123;

customersというテーブルからcustomer_idが123の顧客の情報を削除することができます。

5. データを集計する

SQLでは、データを削除するだけでなく、データを集計することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品の売上やレビューなどの統計情報を見るとき、その集計結果はデータベースから算出されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、GROUP BY句やHAVING句という文法を使って、データベースからグループごとにデータを集めて条件を指定することができます。また、COUNTSUMAVGなどの関数を使って、データの個数や合計や平均などを計算することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT category, COUNT(*) AS count, AVG(price) AS average FROM products GROUP BY category HAVING count > 10;

productsというテーブルからカテゴリーごとに商品の個数と平均価格を求めて、商品の個数が10個より多いカテゴリーだけ表示することができます。

6. データを並べ替える

SQLでは、データを集計するだけでなく、データを並べ替えることもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品を検索した後に、価格や評価などの順番で並べ替えるとき、その並べ替え結果はデータベースから取得されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、ORDER BY句という文法を使って、データベースから取り出したデータを昇順や降順に並べ替えることができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT * FROM products ORDER BY price DESC;

productsというテーブルから商品の情報を全て取得して、価格の高い順に並べ替えることができます。

7. データを結合する

SQLでは、データを並べかえることもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品の詳細やレビューを見るとき、その情報は複数のテーブルから取得されていますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、JOIN句という文法を使って、データベースの異なるテーブルのデータを結合することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT products.name, products.price, reviews.rating, reviews.comment FROM products JOIN reviews ON products.product_id = reviews.product_id WHERE products.category = '本';

productsというテーブルとreviewsというテーブルから、カテゴリーが「本」の商品の名前と価格とレビューの評価とコメントを取得して結合することができます。

8. データを制限する

SQLでは、データを結合するだけでなく、データを制限することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品を検索した後に、ページネーションや表示件数の設定をするとき、その制限結果はデータベースから取得されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、LIMIT句やOFFSET句という文法を使って、データベースから取り出したデータの件数や開始位置を指定することができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT * FROM products ORDER BY price DESC LIMIT 10 OFFSET 20;

productsというテーブルから商品の情報を全て取得して価格の高い順に並べ替えた後に、21番目から30番目までの10件だけ表示することができます。

9. データをサブクエリする

SQLでは、データを制限するだけでなく、データをサブクエリすることもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品のランキングやおすすめなどの情報を見るとき、そのサブクエリ結果はデータベースから取得されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、サブクエリという機能を使って、データベースから取り出したデータをさらに別のクエリに渡すことができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT * FROM products WHERE price < (SELECT AVG(price) FROM products);

productsというテーブルから商品の平均価格を求めて、その平均価格より安い商品の情報を全て取得することができます。

10. データを条件分岐する

SQLでは、データをサブクエリするだけでなく、データを条件分岐することもできます。例えば、あなたがオンラインショッピングサイトで商品の値引きや送料などの情報を見るとき、その条件分岐結果はデータベースから取得されますよね。そのときにも、SQLが動いています。

SQLでは、CASE文やIF文などの文法を使って、データベースから取り出したデータに対して条件に応じて処理を変えることができます。例えば、以下のようなSQL文を実行すると、

SELECT name, price, CASE WHEN price >= 10000 THEN '送料無料' ELSE '送料500円' END AS shipping FROM products;

productsというテーブルから商品の名前と価格を取得して、価格が10000円以上の場合は「送料無料」、そうでない場合は「送料500円」という列を追加することができます。

まとめ

いかがでしたか?SQLで出来る事10選を紹介しました。SQLは非常に強力な言語で、データベースに対して様々な操作を行うことができます。オンラインショッピングサイトだけでなく、SNSやブログやゲームなど、私たちの身近な製品やシステムにもSQLは使われています。

SQLを学ぶことで、データベースの仕組みやデータの扱い方について理解を深めることができます。また、SQLを使えるようになることで、エンジニアとしてのスキルやキャリアにも役立つでしょう。ぜひ、この記事を参考にして、SQLの勉強に挑戦してみてください。

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