Seleniumを使って自動操作プログラムを作成している際に、よくエラーになる原因として、webdriverが最新化されていませんよというエラーなどが挙げられる。
その際にいちいちWebサイトから最新のwebdriverをインストールして用意する必要がありますよね。
その工程がとてつもなく面倒だと感じたので、今回はいちいちインストールしなくてもすむようにしたいと思います。
前提
本記事の前提は下記の通りです。
- Selnium4が実行できる環境であること
- Pythonがインストールされていること
もし環境が整っていない場合は下記の記事を参考にしてください。
webdriverを自動インストールしてくれるようにする方法
手順はとても簡単で、下記の通りです。
1. webdriver自動インストールライブラリをインストール
2. ライブラリの実装
【手順1】webdriver自動インストールライブラリをインストール
ターミナルを開いて、下記コマンドを実行
pip install webdriver-manager
インストール後、「Successfully installed」と出力されたら完了です。
【手順2】ライブラリの実装
プログラムの頭に下記のように記載してください。
from selenium import webdriver
# Webdriver自動インストールライブラリの追加(Selenium4の場合)
from webdriver_manager.chrome import ChromeDriverManager
# Webdriver自動インストール(Selenium4の場合)
driver = webdriver.Chrome(service=Service(ChromeDriverManager().install()))
上記の
ChromeDriverManager().install()
のライブラリを使用すれば勝手に最新のwebdriverをインストールしてくれます。
以上がwebdriverを自動更新してくれる方法でした。
【補足】今までwebdriverを手動で準備していた時の手順は?
今まで自動化していない時は下記の手順が必要でした。
1. ブラウザバージョンの確認
2. ブラウザバージョンに適したWebDriverのインストール
このようなちまちました作業を全て自動でしてくれるなら最高ですよね?
それに今までだと最新化されていないといちいちエラーになっていたので、大変楽になりました。
皆様も是非試してみてください。
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